今年夏の甲子園で準優勝した仙台育英の須江航監督が２５日「仙台放送 Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓイット！」に生出演し今大会準優勝を成し遂げたチームについて、そして間もなく始まる新チームへの期待などを語った。

【東北のパワーを受けた“元気玉”】
　須江監督はまず夏の甲子園、初戦から決勝までの組み合わせについて「本当に超強豪校との試合しかなかった。いい経験をさせてもらってチームの財産になった。」と振り返った。
　決勝が行われた２３日、仙台育英の選手たちがベンチ前で両手を空高く上げてパワーを受け取る仕草を見せた。この背景にあったのは２１日の準決勝後、須江監督が語った「初戦から超強豪校と試合させていただいて、そろそろエネルギーが尽きそうなので（略）西の甲子園の方向にパワーを送ってもらえたら。」との言葉だった。須江監督は当時を振り返り「仙台や宮城や東北の皆さんが理解を示してくれて私の個人携帯にパワーを送っている様子を何百件も送ってくれて、決勝戦に行くバスの車中で生徒たちに送ったんです。そしたら、（試合前に）受信していましたね。『やりなさい』とは言ってないですけど。生徒は一緒に戦っているのだと本当に思っていま…